漫画 ひらけ駒! を読んでみた(旧8巻+新1巻まで)

皆さんこんにちは。eの人@宵闇ノ棋風です。

囲碁漫画を読もうとしてなぜか最近は将棋漫画ばかりを読んでいます。
将棋は頭脳バトルということもあり、激しい戦いによる見応えのある展開が繰り広げられる漫画が多いのですが、そんななかでも平和で穏やかなストーリーで進められていくのがこの作品です。


作者は南Q太さんという女性の漫画家さんです。
この作品の主役は、母とその小学生の息子の2人ですが、女性が描いた男の子らしく、しぐさやら言動やらがとても可愛らしいです。

こんな感じの子です(新1巻 旧5巻 リンク先はamazon)

私は別にショタコンではないのですが、それでもこの菊池宝君の姿を見ていると、子供らしい可愛さに思わず「はぅぅぅ」ってくるくらいなので、自他共に認めるようなショタコンの方は、読んでいて悶え死んでしまうかもしれませんよ?w


ストーリーは、小学4年生の宝君が将棋にハマるところから始まります。近場の将棋教室や将棋道場から始めて、いろいろなアマチュア大会や、千駄ヶ谷の将棋会館道場での対局と、辛い負けや嬉しい連勝の経験を積みながらぐんぐん上達していく様子が描かれています。


しかし、どうやら本作の本当の主役は宝君のママさんのようです。
視点も、宝君中心というよりは、ママさんの視点による宝君の描写が多く、それ故になおさら宝君が可愛く見えるのかもしれません。


それと、この本作の面白いところは、必ずしもプロを目指している人たちばかりの話ではなく、将棋を指す子どもを見守る大人たちについてもクローズアップされているところです。

例えば、ママさんが将棋道場に宝君の付き添いに行けば、ママさんも別のママさんたちと将棋を指したりするし、女流棋士が主催する将棋サロンで指し合いしたりもして、数ある将棋漫画では珍しい展開の仕方となっています。

そのこと繋がりで、女流棋士の世界について触れられているのも興味深かったです。

そしてまあ、この作者さんの描く美人キャラの美しいこと!

女流棋士にしても、宝君のママさんにしても、大人の色気をふんだんに漂わせており、ショタコンではない人は宝君のママさんのグラマーな体形にぐっとくるかもしれませんよ?


なお、ママさんはシングルマザーで、宝君と2人で一戸建ての家で生活しているのですが、そのあたりの事情はほとんど明らかにされません。

でも、宝君は父親のことについて全く発言しないし、ママさんの口から、「父親はいないんですよ」と話したり、遠方の夫方の父母の家に宝君を遊びに行かせたりしていることから(ママさんはその父母に敬語を使っている)、単身赴任や離婚ではなく、おそらく宝君がまだ物心つかないころに夫と死別したのではないかと推測されます。

んーでもそれにしてはお墓参りに行くわけでもないし、ママさんが宝君の様子から夫のことを思い出すようなシーンもないしで、実際はどうなのかはよく分からないですね。


それはともかくとして、本作は第8巻までで一旦終わっています。完結というよりは、まだまだ話が続きそうなところで終わっています。
その後、新編となる「ひらけ駒! return 1」が出版されています。新編は旧8巻の続きではなく、旧1巻の焼き直しとなってました。

私は旧1巻も新1巻も読みましたが、新1巻となる「return」の方がより丁寧に描かれてあるので、1巻目は新1巻、2巻目からは旧巻と読むのもありだと思います。

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