アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
e(config)#ccie enable
ブログ紹介
ネットワークエンジニアの日常を綴ります。
それと、ニコニコ動画のリンクを自分の好みで張っています。
zoom RSS

映画 遊星からの物体Xを視聴したたた

2018/08/16 17:07
昨夜は台風一過で涼しかったのに、今日はもう暑いので、ホラー映画を観ました。

今回は、遊星からの物体X(1982年)です。

舞台は地球なんですが、宇宙からの訪問客との話なので、SFホラー、またはコズミックホラーというジャンルに該当する感じです。


南極に10万年前に墜落したUFOの乗組員は長らく冬眠していたが、南極基地の駐在隊員によりUFOが発見されて……

というところから地球人と異星人が遭遇することになるのですが、異星人はさすがに太陽系外から来ただけあって、非常に優れた身体能力を携えており、地球人の非力さがこの映画では浮彫になってました。

しかし、それでも諦めないのが地球人のよいところです。
次第に明らかになる、とてつもない異星人の能力に犠牲者が出たり、そのせいで時折パニックになりながらも、異星人を退治するには、と様々な方策を打ち、常に不利な状況ながらも、地球人は生存の可能性に賭けます。


異星人の異常な造形と、その彼らが地球人を襲うさまはまさにホラーだし、
異星人のとある特性に基づく(密室的)ミステリーが発生したり、と視聴者を飽きさせないつくりで、観応えは抜群でした。


クトゥルフ神話の宇宙的恐怖には、異星人との意思疎通の困難さや、地球人の考え方が通用しない独自の思考体系なども含まれるようですが、
この映画でも異星人が何を目的にしているか、さらには、彼らをクリアリングする方法は何か、を把握するのに、駐在隊員はとても苦労することになります。


異星人(THE THING: 生き物)の圧倒的な力量の差を前にして、地球人はどのようにして彼らと渡り合うのか……
最後までハラハラさせられる、この作品の評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

というところです。
異星人の造形を余すところなく生かしたホラーの要素とストーリーがとても良かったです。名作です。
映画エイリアンシリーズとはまた一味違う仕上がりとなっていますので、未見の方への視聴をお勧めします。





余談

音楽は、アンタッチャブルのエンニオ・モリコーネです。この映画の音楽にハッとさせられたり、違和感が生じることは特にありませんでしたが、それは映像の流れに彼のBGMがよく馴染んでいた証拠でもあると思います。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


映画 エルム街の悪夢を視聴したばい

2018/08/15 02:00
地元でのんびりしつつ、今回もホラー映画を視聴しました。

今回は、エルム街の悪夢(1984年)です。


フレディという爪ナイフ怪人に、エルム街に住む高校生たちが次々に遭遇する、というストーリーです。

ただ、それは夢なのか、現実なのか、あるいはどこからが夢か、という謎が常に付きまとう内容でした。

夢、と言っても、その夢でフレディに傷つけられた体の箇所は、覚めているときにもそのまま傷が残っているのがミソです。


現実でない場所でダメージを受けたのに、現実にもダメージがそのまま反映される、という仕組みは、マトリックスが最初かと思ってましたが、この映画がそれを先にやってました。
でも、もしかしたら、それ以前の映画でもそういうアイデアは出ているのかもしれないですね。


フレディとは何者か、はストーリーの中で知ることができますが、高校生に襲い掛かる動機はあまり判明しなかった感じです。
でもまあ、フレディからしてみれば、「そこに人がいるから」みたいなシンプルな理由のような気もします。


この作品を全体で見るなら、ホラーのお手本のような骨太のホラー作品だと言えるでしょう。また、ホラーのお約束もしっかり踏襲されていて、「ホラーコード」に忠実な出来上がりとなっていたと言えます。


この作品には、ジョニー・デップが出ているのですが、視聴時にはまったく気が付きませんでした。
彼の初出演作なので、仕方ないでしょう。ジョニー感かデップ感のどちらかが出ていればあるいは気づいたかもしれません。少なくともこの作品では最上級の役立たず役として出演しているのが面白いです。


音楽・音響は、爪をこする音が忌まわしいのと、フレディの登場音が、まるでパチスロのART上乗せ時の効果音みたいでちょっと吹きました。

1984年ということもあり、音楽はその時代どっぷりのメロディと音色でやや古臭さを感じますが、映画の小道具に、ラジカセとかカセットテープとかジーコロロロロって音がなるアナログ電話というこれまた古いものが出るので、それからすると、時代相応の音楽だな、と思いました。


この映画の評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

です。しっかりホラーしていたのはとても良かったです。スプラッターはやや過剰ではありますが、それにより異常さがより際立つことに成功しています。

それにしても、アメリカの高校生って大人びているんですねぇ(遠い目)
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


映画 シャイニングを視聴したング

2018/08/12 23:11
夏季休暇をもらったため、地元に帰省して、ホラー映画を視聴しました。

今回は、スティーブン・キング原作、スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」です。


舞台は、アメリカ・コロラド州はロッキー山脈に建てられた、1920年代に営業が開始された由緒あるホテルです。

そのホテルは、冬は大雪による荒天で営業できないため封鎖するものの、放置すると雪の重みでホテルにダメージがくるので、毎日融雪する要員が必要となるのですが、その作業要員として、トランス一家が一冬をこのホテルで暮らすことになるところから、ストーリーが始まります。


夫婦と一人息子のこの家族、そのホテルに来た時には何も問題のない普通の家族で、この一冬を、地道に仕事をこなして、春のホテル再開に繋げられるはずでした。

しかし、夫があることがきっかけで次第に頭がおかしくなっていき、仕舞いには妻と子供を殺しのターゲットにしてしまい……


それで、シャイニング、とは、超能力の一種、とこの作品では語られています。
その能力とは、普通の人では気づかない「見えざるもの」が見え、人が心で話しかけてきたことに気付ける、そして遠方の人に気持ちを送れるというようなスキルですが、トランス家の息子はその能力を持っています。

そして、その能力による「気づき」がきっかけで、ホテルの怪奇現象に弾みがつき、その流れで夫は日に日に狂気に満ちていきます。


それで、この映画での見どころはいくつもあるのですが、そのうちの一つが、

夫はいつ狂い始めた?

というものだと思います。


実は、それと分かるシーンが出てきます。それで、じゃあそれがきっかけかな? と思うのですが、
ストーリーが進んでいくうちに、矛盾する事実が判明し……じゃあ、じゃあ、夫はいつから狂い始めた…?

というミステリーが発生しつつ、とうとう完全に狂ってしまった夫から妻と息子が逃げまどうことになります。

非力な妻、逃げるしかない息子、もう冷や冷やハラハラの連続です。

そして、あの、あまりにも有名な、隙間から顔を出して歯をむき出しにしつつ横目でギロリ、という名シーンにも視聴者は立ち会うことになるのです。


あぁ、冬のホテルには融雪要員以外はいないとされていたのに……!


もちろん、それ以上を知りたければご視聴いただくほかはないわけで。未視聴の方、あなたもギロリ! に立ち会いましょう。


この作品の評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆

というところです。


息子役、全米No.1かというくらいに顔立ちが整っています。演技も上々。厳しいオーディション上がりでしょうか。
ママさん役は驚愕専用と言わんばかりの顔立ちですが、非力の中にも強い意志を感じるアクションが素敵でした。
夫役は、さすがはジャック・ニコルソン、表情がもうすごいw この狂気100%みたいな顔つきが作品の半分くらいかそれ以上を支えているかのような気さえしました。

しかし、作品としてはマイルドで、まあ、グロいシーンもありはするのですが、ホラー映画のヘビーさをカレーで例えるなら、ククレカレーくらいだと感じました。その分、ストーリーとかミステリーに集中できそうではあります。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


映画 オーメンを視聴してみた

2018/08/10 02:18
ホラーは夏の季語です(未確認)。

というわけで、今回は、オーメン(1976年)を視聴してみました。


666」という数字とその意味を、恐怖とともに、キリスト教世界はもちろん、そうでない国にまで最も広めたであろう映画です。

広義のジャンルではホラーですが、視聴してみましたら、ホラーというよりは、純正オカルト映画、という感じでした。


主役はグレゴリー・ペックで、ローマの休日でアン王女の相手をした新聞記者役として特に有名ですが、この映画でも始まりはそのローマとなっていて、本人も感慨深いものがあったかもしれないですね。

しかし、彼は、今回は美人との楽しいデートではなく、悪魔の子の庇護役をさせられてしまいます。


ストーリーとしては、悪魔(界)は世界の征服にあたり、世界に影響を与えることのできる職業の者にその悪魔の幼き者を庇護させることにし、そしてそれは順調に進んでいく、というものです。


主人公グレゴリー・ペック扮するアメリカ外交官(後にイギリス大使)ロバート・ソーンは、アメリカ大統領に近い地位にあるらしく、その彼の家族に悪魔の子「ダミアン」が加われたことは、もうその時点で悪魔の勝利はほとんど確定したも同然です。


しかし、この大胆な所業をキリスト教徒が気付かないわけもなく、ダミアンを始末するべく、とある神父がロバートに幾度となく近づきます。
でも、ロバートからすれば、見た目はどうみても普通の5歳児で、それが危険な存在だなんてどうしても思えないわけです。

ダミアンはまだ5歳ですが、彼は単独で人間界で過ごしているわけではなく、世話役として、(悪魔界から来た)家政婦や犬が参上して、彼を物理的に守っています。
そして彼らは、悪魔界と関係のない、ダミアンの周囲の邪魔な人間を始末してしまおうと大胆に行動していきます。

その関係で、次々に大使ロバートの関係者が非業の死を遂げていきます。

やがて、一連の死に気付いた新聞記者が、ロバートの周囲で撮った写真に写っている、予兆(omen)とも警告とも取れる、人物に突き刺さる槍のような不吉な陰影について、ロバートに警告します。
ロバートは、周囲の異変と、見せられたその写真に、ことの重大さに気付き……!


でも、政治家の首根っこに悪魔が巣食うことができた時点で、もう詰んだようなもので……
でも、それでも、神と人間は悪魔にこの世界を明け渡すわけにはいかない訳で……!


さあ、キリスト教と人間対悪魔の戦いの結末は……!
そしてダミアンの行く末は……!

という感じです。


666という数字は、本来はキリスト教世界以外にはほとんど関連がないはずですが、日本では戦後アメリカの文化が流入しましたから、たとえキリスト教に改宗していないとしても、キリスト教的考えを知らず知らずに受け入れているとも考えられ、そうなると、あながち、この件は完全に無縁というわけでもありません。

現に、ノストラダムスの大予言などもマスコミの喧伝があったとはいえ、日本と日本人は少なからず影響を受けてきたような気がします。なので、この数字に日本人が恐れおののいても特に問題はありません(でも西洋の666とか13とかまで忌み数にしちゃうと、日本の忌み数大杉になるんですよねw)。


ただ、それらの影響は、私個人としては、もう賞味期限切れのような気がします。というか、キリスト教自体がこの21世紀ではもうほとんど果たすべき役目がないような印象があります(例外はこの宗教に副次的に発生した芸術と文学でしょう)。
666の話は、こちらの記事によると(外部サイトです)、そもそもローマ帝国が成立して、皇帝ネロがキリスト教とその教徒を弾圧したという史実が元となっているみたいですし、
666のことに触れている「ヨハネの黙示録」に出て来る終末の話も、仮に西暦999年および1999年が「裁き」の日だとしても、その両方もすでに過ぎ去っていますし…。


この手の話を続けると際限がないので、一旦このあたりで評価に移りますw

この映画の評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆

というところです。
賛美歌のような優しい光のような旋律に真っ向から喧嘩を売るような禍々しいコーラスが、悪魔感たっぷりでいい感じでした。

グレゴリー・ペックって、いろんなジャンルの映画にも出てるんだなー、流石だなーと思いました。

ダミアン君は、本当に5歳あたりだったのでしょう、まだまだ表情があどけなくて、あんまり悪魔っぽくなかったです。それ故に、フォローとして怖い感じの悪魔の取り巻き役の人とか獣(犬)とかの出演が必要になったのかな、と思ったりします。





余談


1970〜80年代といえば、かなりのオカルトブームでしたけど、この映画の影響はとても大きいと思います。
心霊写真とその解釈に関するTV番組とか書籍とか、世紀末も近いということで、ノストラダムスの大予言とリンクさせたヨハネの黙示録に触れた番組とか書籍とか作品とか…。

いやー、当時を思い出すに、私も相当にそれらを怖がりましたよ。いや、心霊写真は今でもあんまり見たくないですがw
ヨハネの黙示録関連は、歴史的資料としてむしろ興味があります。まあ、全然熱心ではないですけど。でも、タロットカードはこの聖書正典ありきなので、無視できない存在ではあります。

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


映画 悪魔のいけにえを視聴したぞ

2018/08/08 23:58
夏こそホラー!

ということで、今回は台風の中、勤務後にカプセルホテルに宿を取って、スマホのアマゾンプライムのアプリから、悪魔のいけにえ(1974年)を視聴しました。

監督はトビー・フーパーで、先日視聴したポルターガイストと同じ監督の作品です。

ジャンルは、スプラッター×絶叫系というところです。

舞台はアメリカののどかで広大な農村で、いかにも穏やかな場所のようなんですが、墓暴きが頻出しているちょっと不穏な地区…、
そこに不運にも1台のバンで5人の若者が訪れるところからストーリーが始まります。

それで、えーと、
この作品、いろいろとアウトです。
特に現代だともう作れない危うい感じのキャラクターが出てきます。

この映画を一言で言うと、
きち◯いに刃物…は、らめぇええええええええ!
という感じでしたw

ホラー定番のアイテムの1つ、チェーンソーが出てくるので、ホラーの基礎を押さえるのに持ってこいの作品です。

この映画、怖いかと言われれば確かに怖いですが、それと同じぐらいにグロくて悪趣味感が強いので、生理的に受け付けない方もいるかと思います。冒頭の墓の死体の映像が、視聴するしないのいい判断材料となるでしょう。

後、本来は怖いシーンなのに、あるあるシチュエーションとか動作の滑稽さゆえに笑ってしまうような所もあります。
ホラーの様式美というか。まあ、そこは監督があえて狙って作った可能性もあるかもですね。

音楽は、作曲の1人がなんと監督です。ずっしりした、金属系の不協和音が凶悪な登場人物とシチュエーションをよく表していると感じました。


この作品の評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆

です。
狂気とその手に負えなさを余す所なく表現してしまった、パワーでマッドフルなホラーでした。



余談

悪魔のいけにえと、悪魔のはらわたを素で間違えてしまいましたw
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


映画13日の金曜日を視聴いたした

2018/08/07 01:09
猛暑に勝つにはホラー作品!

ということで、今回は、ホラー作品での知名度抜群の、13日の金曜日(1980年)です。

記念すべき第1作となるこの作品、ホラーというよりは、サスペンス寄りの内容となっていました。

緑豊かなニュージャージー州のキャンプ地の湖付近を舞台に、キャンプに来た若者たちが次々に正体不明の何者かに1人また1人と惨殺されていく、という内容です。


舞台の湖は「呪われた場所」とされており、例年何らかの理由でキャンプに来た人達の命が失われていたのですが、とある13日の金曜日、キャンプ運営の手伝いにきた若者達が、何者かに目を付けられてしまい、次々に殺されていきます。

面白いと思ったのは、カメラがFPSしている、ということです。
つまり、犯人視点で若者たちの動向を追い、1人になったところを狙って容赦なく仕留めるのです。


まあ、活力に満ちた若者だから仕方のないことなのかもしれないのですが、もうウザいくらいに彼らは陽キャぶりを発揮しており、キャッキャウフフと青春を楽しんでおり、我々(?)陰キャはもう舌打ちが止まらないのですが、偶然にも殺人鬼がその陽キャ連を様々な武器で始末してくれるし、それをFPS視点でやってくれるので、ごふりごふりと溜飲も下ろうというものです。


それにしても、気になるのはこの犯人の動機です。
この映画では、殺人鬼は誰で一体何が目的で……いや、そもそもそいつは正気なのか…?
と視聴者は考えを巡らせながら、話を追っていくことになると思います。


サスペンス寄りと書きましたが、ご心配は入りません。しっかりホラーしています。
カメラの視点は必ずしも犯人視点とは限らず、しれっと通常の第三者視点に切り替わって若者達を追ったりするので、我々は若者にも感情移入しながら正体不明なものに恐れおののくことになると思います。


さあ、早くこの惨劇にピリオドを打たなければ……!


というわけで、もし未見の方がいるなら、何も知らないで観たほうがより楽しめると思うので、私もこれ以上は書かないようにします。

ただもう一言触れるなら、この作品はとてもよく出来ています。後世に名を残すほどに。次々に続編が作られるほどにです。

観ましょう。


この作品の評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

というところです。いやー満点にしようか迷いましたが、先日のエクソシストとの比較だとこのくらいでしょう。





そうそう、書き忘れました。

どの映画でもそうでしょうけど、何かをしながら観ないほうがいいです。きっと見落とします。
ずっぽりと画面だけを見て、この世界に身を置くことをお勧めいたします。
記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


映画エクソシスト(ディレクターズカット版)を視聴したよ

2018/08/05 21:19
今年の猛暑を乗り切る為には、もうホラー作品を鑑賞して納涼するしかにぃ!

ということで、今回もホラー映画をアマゾンプライムで視聴しました。

今回の作品はエクソシスト(1973年)です。


この映画を観て最初に感じたのは、

この映画、「怖っわ」

ということです。


何が怖かったかと言うと、第一に音!

特に生活音(という名のノイズ)!


これは、映画の冒頭で、視聴者が音に対して暗示を掛けられることで、
特に生活音(雑音)に対してとても敏感になり、怖くなってしまうという、監督の仕掛けの1つです。

それで、その暗示にかけられた人は、映画が終わるまで、ずっと音にびびりまくります。
別に怖くない映像でもですw。私も見事に暗示にかかったと思います。

つまり、この映画の出演者は音を伴う怪奇現象に怯え恐れるのですが、
それが、安全なところから視聴しているはずの視聴者にも伝染してしまうのです。


次に怖かったのは映像ですが、もちろん映像も十分に恐ろしいつくりとなっています。


まだCGもない時代なので、全て俳優の実演技だと思うのですが、
災いの中心にいるιょぅι゛ょ、ιょぅι゛ょ、ιょぅι゛ょ祭りだわっしょいわっしょいわっしょいしょい!
……の演技が特に素晴しく、悪魔に乗り移られている感がすごかったです。

特殊メイク、はさすがにしていると思いますが、見た目は少女なのに、凶悪な犯人顔負けの恐ろしい形相で、「悪魔祓い」といがみ合う様子は、まじで怖いからやめて!

という感じでした。いやはや……w

あと、有名な首のフレキシブル回転とか、けもの(フレンズ)的な動きとか、一歩間違うとただのギャグになりそうですが、隙のない音響のせいで、視聴者は恐怖から逃げられないようなっているので、興醒めすることはなかったです。というか、そういう動作がまた怖いんですよ。


でも、遊園地のお化け屋敷とは違って、視聴者を怖がらせるギミックに終始しているわけではなく、
異常な様子を見せる少女への医者や神父のプロフェッショナルな対応がなかなかよかったです。

一言で言うなら彼らの「真摯」な姿勢です。

いやいや、プロならそれで当たり前だろ、
と思われるかもしれませんが、昨今の世界(もちろん日本も)の鼻をつく拝金主義の流れからすると、映画の中の彼らの言動はかなり真っ当に見えました。

おそらく1970年代だと、当たり前すぎて話題にもならないことだと思いますが、
現在だとこういうことにしっかり対処してくれるだろうか、と思ってしまいます。下手するとたらい回しですよ。
あるいは、詐欺まがいの宗教者とか霊能力者の餌食になってしまうでしょう。

ただ、少なくとも医者が真摯に対応した一因には、少女のママさんの財力にもあります。
つまり、ママさんは結構名の売れた女優で、そこそこのお金は持っているのです。
これが、もし貧困線以下の家庭だったら、ここまでのしっかりした診療は(特に今のアメリカでは)受けられないだろうと思いました。

とにかくも、医者による、

・内科的には異常がなく、
・脳神経的にも異常がない、

というかなり丁寧な事象の切り分けがあり、
ここから、

・ママさんの狂言でもなく、
・実はママさんが狂っているわけでもなく、
・少女の悪戯でもない

ことも副次的に判明することから、

その揺るぎない事実を以て、
本来は科学の最果てにあるはずの「お祓い」に繋げていく、という
科学的な手段によるストーリーの進め方に個人的にはとても好感が持てました。

といっても、下手をすると、檻のような精神病棟に少女がぶちこまれる可能性も見えており、
それをきっちり断ったママさんには、家族に対する深い愛を感じました。

ただし、このママさんの決断は、下手をすると永遠の地獄の日々にも繋がり兼ねなかったわけで、
今回、うまく最良の「悪魔祓い」と邂逅できたのは本当にママさんも少女も幸運でした。


それで、肝心の悪魔祓いはうまくいったのか……
これはご視聴いただくしかありません。とても怖い映画ですが(子供が観ると何らかの心理的な影響が出るかも)、観るだけの価値はあります。


この映画の評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

です。これぞ名作でしょう。
私はこの作品を観終わって、
映画って、総合芸術なんだな、と思いました。シナリオ、音響、映像のその全てが完璧でしたよ。





余談

1.タバコ

この時代のアメリカ人ってどこでも自由にタバコ吸ってたんだなぁ、とw
医者が診療室出て、廊下でタバコ、
悪魔祓い(カトリックの神父さん)もタバコを所持していて、
ママさんがその悪魔祓いからタバコをもらって歩きタバコ…w
アメリカは自由の国だと思いました。
ちなみに銘柄は巧みに隠されていて、悪魔祓いがソフトケースからタバコを取り出すときにさえ、
銘柄が分からないようにしていました(不自然に手で隠してました)。
でも、フィルターがコルク柄ではなかったみたいなので(つまりマールボロとかラッキーストライクではない)、登場人物が吸っていたのはパーラメントあたりかな…というところです。


2.ワシントンD.C.

この映画の舞台はワシントンなのですが、ジョージタウンあたりは、まるでイギリスみたいになってて、最初、この作品ってイギリスの話だったっけ? と思ってしまいました。どうやら、この雰囲気は由緒ある大学のキャンパスがイギリス風になっている、ということのようです。


3.フラッシュバック(フラッシュカット)

この映画では、ほんの一瞬だけ、何らかのスチールや陰影が画面に映り込むことがあります。
当時の映画だと1秒24フレームですが、おそらく6〜12フレーム(時間にして0.25〜0.5秒)という短い時間なので、
ちょっと瞬きをしていると見逃すほどのものなのですが、 その画像がまた怖くて……
唐突なので、初見の視聴者はその場面を避けるのは無理ですので、そこはもう諦めてくださいw


4.エンドロール

この作品ではエンドロール時に不安を煽る不協和音の嵐のような(現代音楽的な)シンフォニーがしばらく続きますが、
その後、この作品のテーマ曲が流れてきます。不穏な空気が張りつめたような特徴的な音楽でなかなか良いので、よかったら聴いてみてください。









それでは、最後に言い逃げさせてください……






ずんだシェイク!

記事へブログ気持玉 / トラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

管理人からのお知らせ

e(config)#ccie enable/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる