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zoom RSS 映画 バスケットケースを視聴したーす

<<   作成日時 : 2018/09/17 14:45   >>

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連休最終日、今日もなんか暑いし……そうだ! ということで、ホラー映画をビデオマーケットで視聴しました。


今回は、バスケットケース(1982年)です。


子供のころ、通学路にバスケットケースの映画ポスターが貼ってあって、バスケットケースから覗く怪しい光る目に「絶対こんな怖そうな映画は観ない」と思っていました。

でも今回視聴してみたら、そんなに怖くはなかったです。


ストーリーは、
とある理由でアメリカ北部からバスケットケースを片手にニューヨークにやってきた青年。
彼は安宿に短期滞在することにするが、その理由は、誰にも知られてはいけない恐ろしいものだった…

というものです。


青年は、いつも双子の兄と行動を共にしています。
ただ、ちょっと他の兄弟と違うのは、その兄は、普段はバスケットケースの中にいる、ということです。

青年とその兄は、かつては結合双生児だったものの、手術により分離されることに。
でも、分離された後も意識は共有され続けている、というのがこの映画のポイントです。


青年は、かごの中の兄の怒りに共感し、兄による殺人行為を支援します。
その行動は、兄弟として一糸乱れぬものなのですが、青年がとある女性と相思相愛になってしまうところから兄弟の関係がおかしくなってくる、という流れはなかなか秀逸だと思いました。


この作品はホラーなので、残酷なシーンやらスプラッターやらがあるにはあるのですが、なぜかちょっとコミカルな雰囲気があるのが他のホラーと一線を画しているところでしょうか。
下手するとギャグみたいに見えるところもあります。

特にコミカルなのは、兄の動作です。頭部と丸い胴体と両手というまさしくボールみたいな体形の彼を動かすのに、この作品ではなんとストップモーションを使っており、その動きがまるでセサミストリートみたいなのです。あるいは、モンティ・パイソンのミニ動画ネタみたいでもあります。

監督はどういう意図でそうしたのかわかりませんが、視聴者から見ればその動きに吹いてしまう人もいるのではないでしょうか。


でも、コミカルだけでなく、かつての結合双生児ゆえの世間の目などに対する怒りとか悲しみもこの作品では表現していて、マイノリティが持つ苦悩とか悲哀に監督が目を向けているのが感じられました。


この作品が、「兄」の造形の異様さにも拘らず、私の場合は、怖い、キモいという気持ちよりも、可哀そうと感じてしまうのは、兄としてはいつもの自分の姿なのに(怖がらせるつもりはない)、その姿を第三者に見られたときには例外ない驚愕と悲鳴という「理不尽な仕打ち」で占められてしまうからです。

まあ、兄もそれには納得いかないというか、ひたすら悲しいですよね。そりゃあ世の中への怒りも募ろうというものです。なにしろ弟以外にはまったく理解者がいないのですから(過去には実は1人いました…が)。


怖くて(怖くないけど)、グロくて、コミカルで、やがて悲しき……


そうしたちょっと変わったテイストのこの作品を星10個を満点として評価するなら、

☆☆☆☆☆☆☆☆

となるでしょう。ホラーなのに恐怖・不安よりもコミカルの配分が高いのは、監督のホラーに対する考え方なのかなあと思ったりします。しかし、やっぱり監督の主眼はマイノリティについての考察なのだろうと思いました。

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