映画 2001年宇宙の旅を視聴した

最近は、PS4でノーマンズスカイという宇宙旅行探索ゲームをしていて、宇宙ロマンに浸りきっており、その関連で本作「2001年宇宙の旅」を久しぶり(たぶん20年以上振り…)に視聴しました。アマゾンプライム(199円)での視聴です。


本作は、アポロ11号が月に着陸する前年(1968年)公開ということですが、それにしてはやたら宇宙や宇宙船やその内部がリアルに作られていました。もちろんSF名物の「ディストピア飯」もいろんな種類のが出てきますよ!

まあ、アポロ11号以前にも宇宙には飛び出しているので、まったく全部が想像というわけではなく、宇宙技術関連の識者からの情報も得た上なのでしょうけど、それにしてはリアリティに溢れる宇宙舞台の内容でした。


本作の核となる部分は、「地球外知的生命体との邂逅」で、それをきっかけとして、すでに運用中の月面基地周辺への探索や、AIのHAL9000が全てを把握する宇宙船での木星への旅路が実行されます。


本作では、もう1つの核としてHAL9000についての考察が人間のパイロットとのやり取りの中で進められていきます。

現実のAIでは1960年代は「推論と探索」が限度で、いわゆる「トイプロブレム」を突破できないレベルですが、本作では2001年が舞台ということもあり、人間かそれ以上の知能と判断能力をAIが持っています。そのAIの「人間臭さ」がとんでもない事件を巻き起こしてしまいます。

なお、21世紀、2020年現在の現実のAIは「ディープラーニング」によって、ビジネスへの応用が実用化していて、すでにAIと置き換わっている業務もあるほどですが、それでもHAL9000には遠く及びません。
ディープラーニングによるAIの学習は、学習とは言っても(人間にはこなせないほどの)大量のデータを用いた数学の計算によって半ばゴリ押しで誤差を収束させているに過ぎず、そこには人間のような「意識」はおろか、「意思」とか「感情」も全く現時点のAIにはありません(疑似的には可能でしょうけど。Siriみたいに)。
おそらく、AIがHAL9000みたいになるのは、2045年あたりのシンギュラリティ以降のことになるのだと思います(しかし現世代のAIがそのままシンギュラリティを引き起こすとはとても思えないです…)。


それで、本作での人知を超えた生命体が支配する地(木星)についての表現ですが、まあかなり制作に苦労したのではないかと思われる内容でした。
監督は、パイロットの「驚愕」っぷりをなんとかして視聴者にも体感してもらいたいとの願いから、木星での独特の長い飛行シーンを作り上げた気がします。まあ、確かにあの飛行シーンの映像にはまったく日常感がなくて、宇宙ヤバイという気にさせられてしまいます。


それにしても、想像だからこそできるアーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリックの大胆な宇宙の表現にパイロット並みに驚愕しながらこの作品を星10個満点で評価すると、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

となるでしょう。まあ、「想像で補うしかない」部分で無理をしてる感があって、その点では減点ですが、それでもこの星の数であることは揺るぎません。それくらい強烈なインパクトのある作品でした。



余談
この映画が好きな方、あるいは宇宙SFが大好物という方、PCとPS4で「ノーマンズスカイ」という、宇宙船を操作して一辺が400光年の立方マップの宇宙を冒険するゲームが出ていますのでプレイしてみてください。

逆に、ノーマンズスカイをプレイしていて、本作の視聴がまだの方は、是非とも視聴してみてください。ノーマンズスカイが本作をオマージュしていることに気づくはずです。

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