映画 ジャズ大名 を視聴した

原作、筒井康隆さん、監督、岡本喜八のこの映画、一言で言うならカオス、ということになるんでしょうか。

アメリカ南北戦争に追われたジャズ演奏家である黒人4人がアフリカに帰るつもりが意図せぬ日本漂着を端緒として、音感に優れた駿府藩主との出会いがきっかけとなって、城内の多数の人々を巻き込んでのジャズセッションに夢中になりすぎて、ええじゃないか民衆騒動、戊辰戦争、明治維新をスルーしてたら昭和に至った、というストーリーです(藁


まあ……原作は筒井さんですし、筒井さんの原作ならこういう感じでも仕方ないかなw
と思いますw

やけくそ風な脚本ですけど、意図的でしょうこれは。


まあただ、84分しかないのに、序盤の展開の遅さはどうなんだろうと思います。
はちゃめちゃがメインなら、それをもっとクローズアップしてもよかったような気がします。

でも、途中までのまともな展開はすべて終盤のハチャメチャのための盛大な「タメ」、という意図なら、
まあ、いいんだろうね? 邦画については特に詳しくないけど、まあ著名な監督作品なんだしこれでいいんだろうね? という感想を持ちました。


ただ、何て言うか、音楽の楽しさ、何よりもより多くの人たちと気持ちを1つにして演奏することの楽しさは十分に伝わってきました。
音楽って本当に良いよなぁって。そのことを再認識できただけでも、私にとっては観る価値のある映画だったと言えます。


評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆

というところでしょうか。

何も全ての映画が、視聴者を上映時間の全てにくぎ付けにしなくてもええじゃないか、っていう、まあそういうハリウッド的ではない作りに、ある意味目から鱗な感じではありました。

…日本映画って、本当、独特っすよねぇ。

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