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zoom RSS 映画 ドリームを視聴したーむ

<<   作成日時 : 2018/10/21 16:27   >>

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もうさすがに暑くないっすわw
この映画をアマゾンプライムで観たときも、セーター着てたし。
ってことで、ホラー映画はまた来年に観ることにして、秋冬はそれ以外の映画を視聴していくことにします。


今回は、ドリーム(2016年)です。
原題は、「HIDDEN FIGURES」で、他のネットの訳だと、「隠された人たち」「知られざる人たち」という意味合いになるようです。

アメリカ・NASAのアポロ計画に繋がる下地となる「マーキュリー計画」で活躍した3人の黒人女性に焦点を合わせた作品です。

ストーリーは、
冷戦のさなか、1957年に、ソ連(現ロシア)は世界初の人工衛星スプートニク1号の発射成功と地球周回軌道での運行成功により、NASAでは地球外への有人飛行計画が急ピッチに進められることになった。
その過程で、より優秀な人材がNASAに登用されるが、そのなかには黒人の3人の女性がいた。
彼女らは、計算士、黒人人事管理(のちにプログラマー)、エンジニアとしてNASAで仕事を進めようとするが、女性差別と黒人差別により、さまざまな軋轢に遭遇してしまう。
だが、彼女らの男性・白人に全く劣らない優秀さと熱意で少しずつ周りに変化を与えていき、マーキュリー計画にも大きな貢献をしていく……

というものです。


いやー素晴らしい映画でした。
原作はノンフィクションで、今作は少し脚色がされてはいるものの、純粋に作品そのものとしてみるならば、とてもよくできていた、と言えるでしょう。


導入では、NASAとは何かについて語られるのですが、これがいたって自然で。わざとらしくもないし、ウザくもない。
それでいて、視聴者は、すぐにNASAの存在意義が理解できるようになっています。

冷戦で米ソは常に一触即発というところで、
地球全体を、国境を無視して周回するスプートニク1号の存在は、アメリカ全土の制空権を取られたも同然ということで、開発を急がなければならないということがこの導入でしっかり視聴者の頭に(自然に)叩き込まれるため、
「のんびり仕事ができるという状況ではない」という緊張感を視聴者は心の片隅においてみることができるようになっています。

この緊張感は、視聴者をダレさせないし、
特に計算士キャサリンの鮮やかで完璧な計算っぷりは目を見張るし、

有色人種へのあからさまな差別は、
ぐぬぬぬっていうもどかしさといら立ちを感じさせて、より画面に集中させるし、

途中から導入されるIBM7090
オフィスの一部屋を丸ごと占領する超高性能メインフレームで、パンチカードでCPUにプログラムを読み込ませてFORTRANを実行できることに「えぇ…」と白目にならざるを得ないし、

それでも、まだ計算士による手計算のほうが正確で、宇宙飛行士も手計算の結果を信じるし、

という感じで、まったく飽きさせないシナリオでした。


それと、マーキュリー計画でのロケット発射等の映像は当時の本物のをさりげなく挿入していて、これもなかなかにアツいです。


なんといっても、この作品を観ることで、NASAというと、有名なアポロ計画ばかりに目が向きがちなところを、その重要な土台となる「マーキュリー計画」に目を向けさせてくれるのがよいです。

冒頭で書いた通り、この作品には脚色があるので、まるごと史実だと信じてはいけないのですが、
別途他の資料にあたるきっかけにはなることだし、宇宙計画の歴史を改めておさらいしたい気分にもなってくるし、

その一方で、過去にアメリカで行われてきた差別についての確認と、
それをもとにして、今ある様々な差別への考察の足掛かりにもなりそうだし、

この作品から得られるものは多いように思いました。


まあ、とにかく視聴者を最後まで画面にくぎ付けにするテクニックが極め(究め・窮め)られていますよ。
アメリカ映画史が積み上げてきたものをしっかり理解して活用して、なおかつプラス1を試みる、その結果としてこの映画があるのだと思います。

この映画は、原作からの映画化権取得が2015年、製作開始が翌年の3月、そして完成しての公開は同じ年の12月という短期間での製作なのに、なおかつこの仕上がりなのですから、もう本当にハリウッダーの熟練度の高さはとてつもないものになっていると思います。


この作品を星10個で評価するなら、

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

となるでしょう。もし、一切脚色せずになおこのクオリティだったら11個にしてもよかったです。


ちなみに、アメリカが国家の威信と生き残りを懸けて始めたマーキュリー計画には当然大金が投じられ、2010年の貨幣価値に換算して16億ドル(1760億円(110円/ドル)かかっているのですが、

2020年に開催される予定の東京オリンピックでは、総費用が2018年の現時点ですでに2兆円を超え最終的には3兆円を超えるとも言われているようで…。
さすがに、国際スポーツの祭典とは言っても、これはお金掛かりすぎじゃないですかね。
多少の建設需要とさらなる国際交流は見込めるでしょうが、
それは本当に適切な費用対効果となっていますか…?


うーん、まさかこの映画を観て、こういうことを書くことになるとは思いませんでしたがw、
マーキュリー計画みたいな国家最重要計画(5年間計)でも2000億円すらかかってないのにって考えたら、今度の東京オリンピックはもう現時点で失敗確定だなと思います(仮に期間内の競技運営がすべて成功したとしても)。もしかしたら、日本の黒歴史の中でも最悪のものになってしまうのかもしれないですね。藁。

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