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zoom RSS 映画 フランケンシュタインを視聴したフンガー

<<   作成日時 : 2018/08/26 02:11   >>

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夜もまだ普通に暑いので、ホラー映画を観ることにしました。

今回は、フランケンシュタイン(1931年)です。ゲオで借りてきました。


フランケンシュタインの初映画作品は、1910年版ですが、これは16分ほどしかありません。
現在のフランケンシュタインの怪物像を決定付けたのは、今回視聴した1931年版(71分)となります。


メアリー・シェリーによるフランケンシュタインの小説が上梓されたのは1818年で、今からちょうど200年前(!)となるのですが、この作品は、現代に至るまで、ずっと何らかの作品化が未だに続けられています。

他の怪物ものとは違う魅力があるからこそだと思うのですが、それはこの映画作品にもしっかり現れていました。


ストーリーは、
ドイツの大学科学者だったヘンリー・フランケンシュタインは、死者を人造人間として蘇らせることに取り憑かれる。
誰からも同意を得られずとも諦めずに、大学を辞めて人里離れた灯台を研究室に改造し、背中の曲がった小柄のせ○し男(くる病患者)だけを助手として、縁者の猛烈な反対をも押し切って、とうとう死体から生きた人造人間を作り上げることに成功した。
しかし、脳がとある理由で犯罪者のものだったため、人造人間は非常に凶暴な「怪物」となり、人々に襲いかかっていく……

というものです。


この、脳が犯罪者のもの、というのが本作品では非常に大事なキーとなっていて、もし正常者なら、ストーリーはもっと退屈なものとなり、フランケンシュタインという作品は後世に残らなかっただろうと思います。


怪物として蘇ってしまった男は、怒りとも憎しみともつかない声でうなりながら歩きますが、これがなんとも不思議な哀愁を視聴者に呼び起こし、元犯罪者とは言え、彼の行動には絶対悪とは思えないものが漂います。

しかし、悲しいかな、とある無垢な少女との出会いに、怪物は破顔してさえ見せるのに、かつての「本能」が、平和で穏やかな生き様を絶対に許さないのです(実は、このシーンの怪物の行動は彼なりに論理的です)。

せっかくこの世に生まれたのに、歓迎されず、すぐに始末に対象になる、という人間のエゴイズムの極致。この作品ではその批判が街の人々による有無を言わさない「怪物狩り」に集約されていたように思います。


それにしても、怪物のビジュアルですよ。
あの例の、大柄で、特徴的な血色の悪い無表情のジト目強面の顔つきで、首に棒が刺さっていて、怪力で、っていう、代表的な怪物像が、まさにこの映画で全て体現されているのです。というか、そのビジュアルの始祖がまさにこの作品なのです!
私は怪物を見て、おおっこれは! と心躍りましたよ。もし、そのシーンに私もいたなら、自撮り棒で怪物とツーショットしてすぐにtwitterにでも流してバズらせることになったでしょう。


この作品のストーリーは、小説版とは違っています。小説版では、世間に彷徨い出た怪物は、本作品とは違う生き様を送るのです。

でもまあ、本作品のように怪物は研究所と近辺の街だけを彷徨う、という脚本にして71分に抑えたのは英断だと思います。
その結果、中だるみはないし、それでいて、フランケンシュタインが生み出した怪物とその周囲のそれぞれの反応もしっかり描写されていて、だからこそ映画だけでも後続が20作品を超えるほど愛されるホラーシリーズに君臨することになるのです。


1931年といえば、1890年代のシネマトグラフの発明からまだ40年ですから、今、本作品を観ると荒削りに感じてしまうかもしれません。
でも、ホラー作品に欠かせない「不吉」、「恐怖」、「混乱」等のエッセンスは十分に満たされており、21世紀の我々が観てもしっかり楽しめるのは間違いありません。
当時の文化を知る歴史資料としても価値があるので、視聴されてみてはいかがでしょうか。


この映画の評価は、星10個満点で、

☆☆☆☆☆☆☆☆

です。
この映画は、1934年から始まるヘイズ・コード準拠前ではありますが、グロいシーンはほぼなく、スプラッターもありません。ホラー作品初心者向けとして最適だと思います。





余談

フランケンシュタインは、ご存知のとおり、いろんなジャンルでオマージュされています。
その中で、私は、パチスロの電撃フランケンという機種がほのぼのしててよかったです。
電撃フランケン画像集(外部サイトです)。リンク先に出ている「マリア」は、今回の映画にも出てきますので、比較してみるのもありです。

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