【Dynamips】PC1台でNATと各種サーバ環境構築  10.DNSサーバの構築と検証(2)

10.DNSサーバの構築と検証(2)


10.1.DNSサーバの検証1

それでは、前項で設定したDNSサーバの設定が正しいか、Dynamipsのhostからpingを実行して確かめてみましょう。
host1からhost2に、ドメイン名でpingを飛ばしてみます。

host1#ping host2.hidari.ne.atlantis

Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.1.1.17, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 12/21/36 ms

疎通が確認できました。

上記の流れは、次のようになります。
①ドメイン名のアドレスの解決のため、「ip name-server」で設定したDNSサーバアドレスに問い合わせをする。
②DNSからドメイン名に対応するIPアドレスを知らせてもらう。
③知らせてもらったIPアドレスに向けてpingを飛ばす。

画像


同じように、host3でも、ping host3.migi.lemuriaを実行してみてアドレスの解決ができるかどうかを試してみてください。


10.2.DNSサーバの検証2

では、次に、host1から、外部ドメインであるhost3に向けて、ドメイン名でpingを飛ばしてみましょう。

host1#ping host3.migi.lemuria

Translating "host3.migi.lemuria"...domain server (10.1.2.2)
% Unrecognized host or address, or protocol not running.

疎通が確認できませんでした。

これは、hidari.ne.atlantis側のDNSサーバに、migi.lemuriaのホストがかかれていないためです。
migi.lemuriaのアドレスは、migi.lemuria側のDNSサーバが知っています。

そこで、フォワーダを使って、不明のドメイン名のアドレス解決を別のDNSサーバに依頼します。
手順は次の通りになります。

①DNSマネージャのDNSサーバをクリックする。右ペインに「フォワーダ」があるので、これを右クリックして「プロパティ」を開きます。
 
画像

 
 編集をクリックして、ドメイン名を解決してもらいたいDNSサーバのアドレスを記入します。
 hidari.ne.atlantis側のマシンは、migi.lemuriaの実アドレスを知らないので、
 NATテーブルのoutsideにある「10.1.5.1(実アドレスは192.168.5.1)」を記入します。
 
画像

 
では、もう一度、host3に向けてpingを飛ばしてみましょう。

host1#ping host3.migi.lemuria

Translating "host3.migi.lemuria"...domain server (10.1.2.2) [OK]

Translating "host3.migi.lemuria"...domain server (10.1.2.2) [OK]

Translating "host3.migi.lemuria"...domain server (10.1.2.2) [OK]

Translating "host3.migi.lemuria"...domain server (10.1.2.2) [OK]

Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 10.1.6.2, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 16/39/64 ms

今度はうまく行きました。

上記の流れは次のようになります。

①ドメイン名のアドレスの解決のため、「ip name-server」で設定したDNSサーバアドレスに問い合わせをする。
②しかし、このDNSサーバでは、migi.lemuriaのアドレスが解決できないので、フォワーダで設定したアドレスのDNSにアドレスを問い合わせる。
③問い合わせを受けたmigi.lemuria側のDNSサーバは、アドレスをhidari.ne.atlantis側のDNSに知らせる。
④アドレスを知らせてもらったDNSはそれをhost1に知らせる。
⑤host1は、DNSから知らせてもらったIPアドレスでpingを飛ばす。

画像



今度は、migi.lemuria側のDNSサーバにもフォワーダを設定して、host3からhost1に向けて、ドメイン名でpingの疎通を確認できるようにしてみましょう。

次のようになればOKです。

host3#ping host1.hidari.ne.atlantis

Translating "host1.hidari.ne.atlantis"...domain server (192.168.5.1) [OK]

Translating "host1.hidari.ne.atlantis"...domain server (192.168.5.1) [OK]

Translating "host1.hidari.ne.atlantis"...domain server (192.168.5.1) [OK]

Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.1, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 28/44/96 ms


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